SONY Discman D-127
設置2011/9/30
最終更新2011/9/30

出来る限り正確な情報を記載するよう努めていますが、誤りも有るかもしれません。それにより発生した全ての事について私は一切責任を負いません。ご了承ください。



(6枚目写真はコンデンサ交換例)

主要諸元(取扱説明書より、一部追加。)
メーカー SONY CDR再生 - (再生可) 音飛び防止 無し
名称 Discman D-127 CDRW再生 - (再生不可) 本体重量(実測)
発売 1992.*? 出力端子 LINE
PHONE、REMOTE
音響効果 DBB(NORM(無し),MID,MAX)
電源 A:BP-DM10等
B:AA*2
C:DC4.5V
再生対応規格 CD-DA
DAC 1bit アンプ アナログ
HP出力 mW+mW(Ω) AVLS OFF,1,2


サイト管理人・右京崇の勝手な意見

SCSI-CDROMや松下のSL-VP50にも似ている角ばったデザインが独特です。このデザインにより実際よりも薄く、そして古い機種であるようにも感じます。実際はD-223よりも僅かに分厚いです。
この薄さでは仕方ありませんが、表面実装電解が立ち並んでいるということで整備性が悪い点は残念です。
音質は近いところではちょうどD-101/202とD-223の中間のような、心地よい暖かさがナイスな一台で、得手不得手もあまりない優秀機種の一つであると感じました。D-223に低〜中域のグルーブ感が加わったような実に味のある音ですね。
特に女性の声が色っぽく聴こえ、もうたまらないです。80年代の女性歌謡曲などにはピッタリなのではないでしょうか。

私はそういったCDをよく聴くのですが、本当に女性の声の艶やかさの表現力は現在所有しているディスクマンシリーズの中でも随一で、他にはない個性的なデザインも相まって隠れた銘機の一つではないかと思っています。


その他、備考

うきょうたかしのPCDP&CD日記2011/08/29記事「ワイド・ローなSONY D-127」

他機種とのパーツ互換、コンデンサの詳しい役割など質問がありましたら答えられる範囲でお答えします。

基板番号:1-648-249-11 (リビジョンやパーツ構成の異なる個体がある可能性があります。)

純正コンデンサは以下の表の通り。

番号耐圧、容量
C*,*,* 4V220uF(表面実装チップ電解)
C305 6.3V22uF(表面実装チップ電解)
C304,413,529 6.3V22uF(ルビコン 5mm高)
C407,408 10V33uF(三洋OSCON)
C501,504,559 10V33uF(ELNA紺 5mm高)
C534 10V68uF(表面実装チップ電解)
C403,565 10V100uF(ELNA紺 5mm高)
C411 10V100uF(ルビコン 5mm高)
C*,319,548 16V10uF(表面実装チップ電解)
C610 16V10uF(ルビコン 5mm高)
C107,207,338 35V4.7uF(表面実装チップ電解)
C536,547 50V1.5uF(ルビコン 5mm高)
C* 50V2.2uF(表面実装チップ電解)
C805 50V2.2uF(ルビコン 5mm高)



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