Technics SL-XP7
設置2016/1/1
最終更新2016/1/1

出来る限り正確な情報を記載するよう努めていますが、誤りも有るかもしれません。それにより発生した全ての事について私は一切責任を負いません。ご了承ください。

主要諸元(取扱説明書より、一部追加。)
メーカー Technics CDR再生 - (再生可) 音飛び防止 無し
名称 SL-XP7 CDRW再生 - (再生不可) 本体重量(実測)
発売 1985.* 出力端子 LINE
PHONE
音響効果等 High Filter
電源 A:DC +7.5/-7.5V
B:
再生対応規格 CD-DA
DAC 16bit アンプ アナログ
HP出力 mW+mW(16Ω)


サイト管理人・右京崇の勝手な意見

とにかくこの凄まじい音質に驚きます。(SL-XP3と内容同様)
正負両電源で駆動し、並み居るPCDPを圧倒する音質はまさに「ポータブルCDデッキ」の名前がふさわしいでしょう。
特に独特且つ広大な音場が印象的で、いつものCDとヘッドフォンであってもまったくの別物に感じました。
次元の違う音は凄まじい物量投入から来るものでしょう。電源やチップなどすぐに違いの出るところは勿論、パターンの丈夫な上質な基板を採用したり、基板同士を接続するピンまで上等なものを採用するなど細かいところに至るまで一切の妥協がありません。ピックアップのFF-1といえばテクニクスのCDデッキでもお馴染みのものですね。

クルマにたとえてみると、上から下まで綺麗な音と耐久性が自慢のオールド松下機が国産高級車であるなら、豊かな音質が自慢ながら若干ヤレの来ている個体の多いオールドSONY機はアメリカンマッスルでしょう。
そしてこの凄まじいまでの音質と物量投入感が自慢のSL-XP7はまさにベントレーなど欧州のラグジュアリーサルーンです。

とにかく全てが規格外のポータブルCDプレーヤーの一つであることは揺ぎ無い事実でしょう。

音響効果のhigh filterはその名の通り高域をカット(減衰?)します。聴き疲れや音漏れ防止に一躍かってくれますが、通常のリスニングでは使用機会がないですね。


その他、備考

うきょうたかしのPCDP&CD日記2011/04/04記事「まさにポータブルCDデッキ Technics SL-XP3」
うきょうたかしのPCDP&CD日記2015/02/14記事「至高のPCDP Technics SL-XP7」
うきょうたかしのPCDP&CD日記2015/02/17記事「Technics SH-CDB7 バッテリーのリプレイス」
他機種とのパーツ互換、コンデンサの詳しい役割など質問がありましたら答えられる範囲でお答えします。

基板番号:(リビジョンやパーツ構成の異なるものがある場合があります。)

純正コンデンサは以下の表の通り。(チップ、チップタンタル等は除いています。) このほかピックアップユニットの基板・フィルムケーブルにも表面実装チップ電解が数個付いています。



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